「道」 道はある時は人を拒み、ある時は人を招く。 道に歩き慣れると、道が自然に教えてくれる。 こっちにおいでと…そんなときには、道は輝いて見える。 そして旅人は道に招かれ、幸福を手にする。 または、こっちにくるなと…そんなときには、道は目立たなくなる。 そんな道の教えに従わず、あるいは無視して道にはいると大変な目に遭う。 それを人は”縁”と言うのだろう。 藤次郎正秀